フルノは、あらゆる生命の生存基盤である地球環境が保全され、現在だけでなく将来の世代にわたり、人々が健全で幸せな生活ができ、夢をもち続けられるような持続可能な社会の実現に向けて、イノベーションと健全なビジネス活動を通じ、積極的に行動します。
海洋環境保護への取り組み

資源の選択操業を可能とした魚群探知機「FCV-30」

「魚体長」分配状況を棒グラフで表示
21世紀初頭における日本の海洋政策における最重要課題は「持続可能な海洋利用」であり、その実現のためには「海洋を知る」「海洋を守る」「海洋を利用する」のバランスのとれた政策への転換が重要であると提言されています。
この持続的利用が可能な資源の1つとして海洋生物が挙げられており、海洋生物資源は、利用しすぎれば乱獲に陥りますが、適切な管理を行うことにより持続的な有効利用が可能とされています。
古野電気では、水産資源保護と安定供給に関する施策として、魚群の密集状況やその動向、また魚の体長の計測も可能とする魚群探知機の開発をおこなっています。このシステムは体長の計測を可能とすることで成魚のみを漁獲し、資源の選択操業を可能としました。
この魚群探知機は大中型まき網漁船や大中型トロール漁船などのほか、漁場管理のための情報収集や海洋資源調査など幅広い分野で活用されています。
(参考文献:「海洋生物資源の変動要因の解明と高精度変動予測技術の開発」農林水産技術会議http://www.s.affrc.go.jp/)
埋立工事の安全航行を守る運航管理システム

直江津港火力発電所用地からおよそ西へ18 Kmにある積出浅橋

船位誘導装置により、他の作業船の位置を確認
新潟県上越市にある直江津港で、日本海側最大級の埋立造成工事が行なわれています。
直江津港は、長距離フェリー航路、韓国や中国とのコンテナ貨物航路など国内外の大型船が就航し、多くのフェリーや漁船が行き交います。
そのような輻輳海域で大規模な工事を行なうには、船舶航行の安全を守るための集中監視業務が不可欠です。このための監視システムとしてフルノの「土運船位置管理システム」が導入されています。
このシステムにはGPS技術をはじめ、水中探査の超音波技術、通信の無線技術、WEBを通じた情報提供のためのインターネット技術などが利用されており、全作業船の安全航行と作業効率を高める運行管理、定められた航路を厳守させる集中監視に利用されています。このシステム導入により、衝突事故を回避し、人命の安全と流出油による海洋環境汚染の防止にも役立っています。
