「携帯電話向け 超小型高感度GPS受信機」を開発
米国イーライド社(eRide)と技術提携し、世界一高感度GPSの開発に成功。

<概要>
■このたび古野電気は、携帯電話やPDAなどのポケットサイズの装置に搭載できる超小型高感度GPS受信機『GM-83』を開発しました。
これは昨年、イーライド社(米国)との戦略的な提携に基づき、高感度化技術ライセンスを導入後、同社の高感度GPSチップ(OPUS3)を搭載した新製品『超小型高感度GPS受信機・GM-83』として開発に成功したものです。なお、イーライド社との技術連携を更に強化するため、先般、同社へ500万ドルの投資をしました。
■超小型高感度GPS受信機『GM-83』は、従来からの単独測位に加え、携帯電話機をはじめとしたあらゆるネットワークからの支援データを受けることにより、室内等、従来測位できなかった場所でも測位が可能なアシスト型GPS受信機です。
■米国ではすでに、携帯電話から911の緊急通報を行った際、相手方に携帯電話の位置を通報するシステム(E911システム)の義務化が進んでいます。
一方わが国においても、2007年度から販売される第3世代携帯電話にはGPSが搭載されます。当然、このGPS受信機には、GPS信号が大きく減衰する室内等でも信号を良好に受信できることが要求されます。『GM-83』はこの要求に応えるべく高感度受信機として開発しました。
<特徴>
■-161dBmの高感度!■高感度GPSに必要な機能を1チップに集約!■世界最速級1秒のTTFFを実現!■8.7mm×5.8mm×1.2mmの超小型サイズ!■航法演算アプリケーションを顧客側マイコンに搭載することでシステムのトータルコストダウンをご提供。
<イーライド社との技術提携および投資について>
(1) イーライド社次期製品について一部共同開発
(2) 日本市場の優先的販売権および世界的な販売権の獲得
(3) 全世界マリン市場での独占的な販売権獲得
なお、これらの具体的施策を中心とし、弊社GPS事業における中長期的な展望を見据え、更なる協調関係を強固にすべく、新たに500万ドルを投資しました。
<イーライド社の概要>
●社名:eRide(イーライド社)
●本社:3450 California Street San Francisco, CA. 94118-1837 (米国カリフォルニア)
●社長:Arthur Woo(アーサーウー)、CTO:Paul McBurney(ポール・マックバーニー)
