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2011年06月18日
7月から順次適用の船舶搭載義務化に対応
古野電気株式会社(代表取締役社長:古野幸男、本社:兵庫県西宮市)はこのほど、船橋航海当直警報装置(BNWAS)「BR-500」で、国土交通省の型式承認を取得しました。BNWASは今年7月1日以降、建造されるSOLAS(海上人命安全条約)に批准するすべての旅客船および150総トン以上の貨物船への搭載が義務付けられることになります。当社では「BR-500」をはじめとする各種舶用電子機器・サービスの提供を通じて、航海の安全に寄与してまいります。
▲「BR-500」のメインアラームパネル外観
■機種名:BR-500 ■名称:第一種船橋航海当直警報装置 ■合格年月日:2011年6月3日 ■承認番号:第5053号 ※なお、「BR-500」は、今年2月24日付でDNV(デット・ノルスケ・ベリタス、ノルウェー船級協会)の証書(証書番号A-12230)を取得しております。 ご参考:BNWASについて ◆BNWASは、船橋に当直する航海士の就労状態を監視することで、居眠りや非就労による海難事故の誘発を未然に防ぐ機器として、2008年開催の国際海事機関(IMO)第54回航行安全小委員会(NAV54)において、今年7月1日以降に建造されるSOLAS批准船のうち、すべての旅客船と150総トン以上の貨物船への搭載が義務付けられました。また、同日以前に建造された船舶についても、所定の船舶検査時までに船種・船型に応じて順次搭載されることになります。 ◆当社の「BR-500」は、国際規格IMO MSC.128(75)に合致したシステムであり、予め設定した時間内に当直航海士の動作(タイマーリセットボタンや電子海図情報表示装置(ECDIS)など接続機器の操作、モーションセンサーでの当直航海士の検知)が確認できない場合、段階的に可視・可聴警報を作動・転送します。 「BR-500」および「BNWAS」の詳細につきましては、当社製品情報サイトをご参照願います。 BR-500の製品詳細についてはこちら BNWASの制度概要についてはこちら
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