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ニュース詳細

「ブラインドセーリング」プロジェクトの中止について

2013年06月25日

すでに各種報道のとおり、古野電気株式会社(以下、当社)がオフィシャルスポンサーを務める「ブラインドセーリング」プロジェクトでセーリングヨット「AEOLUS」(エオラス号、28フィート)でダブルハンド(乗員2人)帆走による世界初の太平洋横断に挑戦していた米国在住のブラインド(視覚障碍者)セーラー・岩本光弘(いわもと・みつひろ)氏とニュースキャスター・辛坊治郎(しんぼう・じろう)氏は21日、原因不明の浸水により、船体を放棄、海上自衛隊ならびに海上保安庁の救助活動により、同日22時31分、無事に厚木基地へ帰還されました。

本プロジェクトは、今年3月13日に「プロジェクトD2製作委員会」が発表のとおり、両氏が日本から米国カリフォルニア州サンディエゴまで約9,500km・55日間にわたり、セーリングヨット「AEOLUS」(エオラス号、28フィート)でダブルハンド(乗員2人)帆走する太平洋横断の挑戦です。両氏は6月8日に大阪北港(大阪市此花区)から小名浜港(福島県いわき市)まで試験航行を行ったのち、同16日に小名浜港から米国サンディエゴに向けて出航していました。

当社は本プロジェクトについて、各種航海・無線通信機器の提供や機器の設定調整・整備などの面で支援活動を行っておりました。今回の事故により、本プロジェクトは計画中止となりましたが、当社といたしましては、両氏が無事に帰還されたことに社員一同、安堵しております。

本プロジェクトの事務局「プロジェクトD2製作委員会」によると、両氏は当面の間、自宅で静養されるとのことです。本プロジェクトの今後につきましては、両氏と「プロジェクトD2製作委員会」が判断されることとなりますが、まずは両氏の一日も早い体調回復を祈念しております。

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