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重要なお知らせ

船舶用GPS受信機/GPS内蔵機器をお使いのお客さまへ

2010年12月20日

古野電気株式会社 舶用機器事業部

平素より当社製品をご愛用いただき、厚く御礼申し上げます。

さて、船舶用GPS受信機およびGPS内蔵機器のうち、下記対象機器をお使いのお客さまで、2010年12月12日以降、測位が不能あるいは不安定になる症状がみられる場合は、GPSロールオーバー問題により、不具合が生じている可能性があります。お手数をおかけしますが、以下の対応策をお試しの上、解消できない場合には、担当営業または最寄りの支店・営業所へお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。

1. 対象機器

GPS受信機 GPSプロッタ GPSプロッタ魚探

GP-500MARK-2、GP-1800、GP-1800F、GP-1800MARK-2、GP-50、GP-50MARK-2、GP-70、GP-70MARK-2、PS-8000、PS-8000MARK-2、GP-188、GP-3000、GP-3100

インマルサットC船舶地球局設備

FELCOM11(GPS内蔵機種)

2. 発生する不具合と原因

上記対象機器において、12月12日以降、GPSロールオーバー問題により、測位が不能になる、あるいは、測位が不安定になることがあります。

3. 対応策

以下の手順でご確認願います。

(1)お持ちの機器が、今回の対象機器に該当するかどうかご確認下さい。

(2)今回の対象機器に該当する場合、実際に機器をフィールドで作動いただき、測位可能かどうかご確認下さい。。

(3)上記(2)で、
A. 測位可能で日付(年月日)も正常な場合・・・お持ちの機器は正常です。
B. 測位は可能だが、日付(年月日)が間違っている(1991年となっている)場合・・・対象機器に該当しますが、測位には問題ありません。
C. 測位できない場合・・・お持ちの機器のメニュー操作により、「コールドスタート」を行って下さい。コールドスタートにより、大半の機器は正常測位できるようになります。
(但し、日付データについては、正常には戻りません)

(4)上記(3)の一連の確認においても、測位が正常に戻らない場合には、ロールオーバーによる不具合ではなく、故障が発生している恐れがあります。その際には、誠に恐れ入りますが、担当営業もしくは最寄りの支店・営業所へお問い合わせ下さい。​

※今回のGPSロールオーバー問題とは:
GPS受信機・GPS受信機内蔵機器の日付データが、2010年12月12日に、初期値である1991年4月28日に戻る問題です。

お問い合わせ先

古野電気株式会社 舶用機器事業部
当社支店・営業所:http://www.furuno.co.jp/corporate/bases/domestic/
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