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フルノの歩み

コンテンツ(1938~)

1938年~

世界初魚群探知機の実用化に成功

古野清孝が、長崎県口之津町(現在の南島原市)に古野電気の前身である「古野電気商会」を創業。
船舶の電気艤装工事などを請け負うなか、漁業を近代化したいという気持ちから、弟清賢と共に「魚群探知機」の開発に挑み、当時軍の放出物資であった「音響測深機」を改良し、1948年に世界で初めて「魚群探知機」の実用化に成功する。

  • 1938年イメージ画像
  • 1938年イメージ画像
  • 1938年イメージ画像初期の魚群探知機
  • 1938年イメージ画像1952年
    漁業用無線機
  • 1938年イメージ画像1959年
    船舶用レーダー
    (FR-301)
  • 1938年イメージ画像1967年
    サーチライトソナー
    (FH-203)
1938年(昭和13年)
  • 長崎県口之津町に古野電気商会創業。
1948年(昭和23年)
  • 世界初、魚群探知機の実用化に成功。世界の漁法を変える礎となる。
  • 長崎市に合資会社古野電気工業所を創立、魚群探知機の製造販売を開始。
1951年(昭和26年)
  • 水産電気工業株式会社を設立。
1952年(昭和27年)
  • 漁業用無線機を開発。
1955年(昭和30年)
  • 古野電気株式会社を設立。
1956年(昭和31年)
  • 海外輸出始まる。
1959年(昭和34年)
  • 船舶用レーダーを開発。
1964年(昭和39年)
  • 本社を兵庫県西宮市に移転。
1965年(昭和40年)
  • 世界初のネットレコーダーを開発。
1966年(昭和41年)
  • 陸上用機器を扱う特機部を新設。
1967年(昭和42年)
  • サーチライトソナーを開発。

コンテンツ(1970~)

1970年~

世界の“FURUNO”へ

1972年、魚群探知機部門で米国海洋電子機器協会(NMEA)最優秀メーカー賞を受賞。
1977年、船舶用電子機器では歴史も実績もある英国のデッカを抜き、船舶用レーダー部門で最優秀メーカー賞を受賞。 また、1974年にはノルウェーに初めて子会社を設立。その後、1978年にアメリカ、翌1979年にはイギリスに子会社を設立し、本格的に海外進出を始めた。

  • 1970年イメージ画像
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  • 1970年イメージ画像
  • 1970年イメージ画像
  • 1970年イメージ画像
1972年(昭和47年)
  • NMEA(米国海洋電子機器協会)1971年度最優秀メーカー賞を初受賞。
1974年(昭和49年)
  • ジャイロコンパス、全周型スキャニングソナーを開発。
  • ノルウェーにFURUNO NORGE A/Sを設立。
1978年(昭和53年)
  • アメリカにFURUNO U.S.A.,INC.を設立。
1979年(昭和54年)
  • 兵庫県三木市に三木工場を新設。
  • イギリスにFURUNO(UK)LTD.を設立。

コンテンツ(1980~)

1980年~

船舶用電子機器の総合メーカーとして飛躍

1982年に大阪証券取引所に株式上場。
漁船で培った技術を基に、タンカーや客船などの商船、ヨットやクルーザーなどのプレジャーボート市場へ進出し、船舶用電子機器の総合メーカーとして飛躍する。

  • 1980年イメージ画像
  • 1980年イメージ画像

戦艦「大和」の発見へと導いたフルノの電子機器

1985年、「戦後40年目の海への鎮魂」のため行われた「戦艦大和の探索」計画に協力。
フルノの役割は、これより3年前に行われた大和の沈没位置を再確認することと、その形状や沈没状況、また海底地形などを事前調査することであった。これを当時開発されたばかりの三次元ソナー(海底探索装置HS-100)で探索し、水深350mの海底で眠る戦艦「大和」の幅、高さ、長さはもちろん、その形状、沈座状況などを三次元で捉えることに成功し、探索に貢献した。

  • 1980年イメージ画像
  • 1980年イメージ画像
  • 1980年イメージ画像
1980年(昭和55年)
  • 世界初の潮流計およびビデオプロッタ(航路表示装置)を開発。
1982年(昭和57年)
  • 大阪証券取引所市場第二部へ株式上場 。
  • 三次元ソナーを開発。戦艦大和探索に参加。
1983年(昭和58年)
  • 資本金62億77万5千円に増資。
  • 魚の適水温域探索を容易にする気象衛星受画像を発売。
1984年(昭和59年)
  • 大阪証券取引所市場第一部へ株式上場。
  • 協立電波(株)、協立電波サービス(株)の 経営権取得し、商船事業に着手・強化。
  • 気象衛星受画装置、海底探索装置、ハンディターミナルを開発。
1985年(昭和60年)
  • ARPA(自動衝突予防援助)レーダーを発売。
  • 海洋レジャー市場に進出開始。
1986年(昭和61年)
  • 世界初の海鳥探知機を開発。
1987年(昭和62年)
  • 海外への商船営業開始。
  • ビデオロラン、漁場監視レーダー、自動カツオ釣機を開発。
  • デンマークにFURUNO DANMARK A/Sを設立。
  • スウェーデンにFURUNO SVERIGE ABを設立。
1988年(昭和63年)
  • 世界初の小型軽量マリンレーダーを開発。
1989年(平成元年)
  • 西宮浜にフルノINTセンターを開設。

コンテンツ(1990~)

1990年~

主な開発製品

舶用事業では商船市場へ参入し、GMDSS(全世界的海上遭難安全システム)や 、船舶の機関制御機器、通信機器などをすべて統合し、すべての情報を一箇所で管理/操作できるようにしたIBS(総合化ブリッジシステム)を開発。陸上分野では、舶用機器で培った技術を活かし、GPS機器の開発に取り組む。

  • 1990年イメージ画像 1991年
    GMDSS
  • 1990年イメージ画像1995年
    IBS統合化ブリッジシステム
  • 1990年イメージ画像1996年
    航空機用ディスプレイ
1990年(平成2年)
  • 潜水調査船しんかい6500システム用装置を開発。
  • カツオ釣ロボットを開発。
  • 資本金75億3454万2千円に増資。
  • フランスにFURUNO FRANCE S.A.を設立。
1991年(平成3年)
  • GMDSS対応無線通信装置(RC-2000)を開発。
1992年(平成4年)
  • 車載用GPS受信機を開発。
  • スペインにFURUNO ESPAÑA, S.A.を設立。
1995年(平成7年)
  • 統合化ブリッジシステム(IBS)を開発。
1996年(平成8年)
  • 航空機用ディスプレイ装置を開発。
1998年(平成10年)
  • GPS基準周波数発生装置を開発。
1999年(平成11年)
  • 地盤変位観測システムを開発。

コンテンツ(2000~)

2000年~

新分野への挑戦

舶用機器で培った技術を活かし、カーナビゲーション用GPS受信機やデジタル放送設備向けのGPS応用製品、ETC車載器などのITS機器を開発。
また、独自の超音波技術、電波技術などを用い、骨密度測定装置や血液分析装置などの医療機器を開発する。

  • 2000年イメージ画像2001年
    GPS受信機(GN-80)
  • 2000年イメージ画像2003年
    GPS基準周波数発生装置
  • 2000年イメージ画像2003年
    ETC車載器
  • 2000年イメージ画像2005年
    生化学自動分析装置
    (CA-400)
  • 2000年イメージ画像2006年
    超音波骨密度測定装置
    (CM-200)

舶用事業分野では、統合航海システムやネットワーク対応航海機器「NavNet」の開発など、機器のシステム化をすすめる。さらに、衛星通信サービスなどソリューション事業にも展開する。

  • 2000年イメージ画像2001年
    NAVnet
    ネットワーク対応航海機器
  • 2000年イメージ画像2004年
    VOYAGER
  • 2000年イメージ画像2006年
    ACCU-FISH搭載
    魚群探知機
  • 2000年イメージ画像2009年
    船舶向け衛星通信サービス
    (セーフコムネット)
2000年(平成12年)
  • VHF無線機、インマルサットB船舶地球局を開発。
  • 超音波骨密度測定装置、ETC車載器を開発。
2001年(平成13年)
  • ネットワーク対応航海機器「NavNet」を開発。
2002年(平成14年)
  • AIS(船舶自動識別装置)、VDR(航海情報記録装置)を開発。
  • 医療用小型生化学自動分析装置を開発。
  • フィンランドにFURUNO FINLAND OYを設立。
2003年(平成15年)
  • 自動操舵装置オートパイロットを開発。
  • ETC車載器の自社販売開始。
  • 中国大連にFURUNO SOFTECH(DALIAN)CO.,LTD.を設立。
2004年(平成16年)
  • 遊漁船用魚群探知機「探見丸システム」を開発。
  • ポーランドにFURUNO POLSKA Sp. z o.o.を設立。
2005年(平成17年)
  • 世界初の2周波サーチライトソナーを開発。
  • 魚体長計測可能なカラー魚群探知機を開発。
  • 中国広東省東莞市に東莞長安古野電子廠を開設。
  • ドイツにFURUNO DEUTSCHLAND GmbHを設立。
  • ロシアにFURUNO EURUS LLCを設立。
  • デンマークに「フルノINS トレーニングセンター」を設立。
2006年(平成18年)
  • 「ACCU-FISH機能」搭載 魚群探知機を開発。
  • フランス SIGNET S.A.の株式(49%)を取得。
  • オランダにFURUNO EUROPE B.V.を設立。
2007年(平成19年)
  • ネットワーク対応航海機器「NavNet 3D」を開発。
  • 古野(上海)貿易有限公司を設立。
2009年(平成21年)
  • アメリカ eRide社を買収。
  • ギリシャにFURUNO HELLAS LTD.を設立。
  • FURUNO HELLAS LTD.をFURUNO HELLAS S.A.へ社名変更。
  • デンマークにフルノ・ブロードバンド・サービス・センターを設立。
  • 船舶向け衛星通信サービス「セーフコムネット」を開始。

コンテンツ(2010~)

2010年~

主な開発製品

  • 2010年イメージ画像2013年
    小型気象レーダー
  • 2010年イメージ画像2014年
    ワイヤレスレーダー
  • 2010年イメージ画像2015年
    NavNet TZtouch2
  • 2010年イメージ画像2016年
    GNSS
    自動変位計測システム
  • 2010年イメージ画像2016年
    高性能グラフ魚探
  • 2017年イメージ画像2017年
    スマートGPS
2010年(平成22年)
  • シンガポールRICO社を買収。
2011年(平成23年)
  • シンガポールにフルノINSトレーニングセンター(INSTC)を開設。
  • 中国に孚諾科技(大連)有限公司を設立。
2012年(平成24年)
  • ネットワーク対応航海機器「NavNet Tztouch」を開発。
  • ECDIS コンピュータ支援型トレーニングサービス「NavSkills CAT」を開始。
  • キプロス共和国にFURUNO(CYPRUS)LTD設立。
2013年(平成25年)
  • 韓国にFURUNO KOREA CO., LTD.を設立。
  • ネットワーク魚探「DFF1-UHD」を開発。
  • オートパイロット「NAVpilot-700/711」国内販売開始。
  • 小型気象レーダー「WR-2100」「WR-50」を開発。
  • 車載用マルチGNSS受信LSIチップ「eRideOPUS 7」を開発。
2014年(平成26年)
  • イタリアに、FURUNO ITALIA S.R.L.を設立。
  • ニュージーランドのENL社に資本参加。
  • ワイヤレスレーダー「DRS4W」を開発。
  • 狩猟用発信器(GPSマーカー)「Dog Navi™」 を開発。
2015年(平成27年)
  • RICO(PTE)LTDをFURUNO SINGAPORE PTE LTDへ社名変更。
  • 最新の超音波骨密度測定装置「CM-300」を開発。
  • マルチファンクションディスプレイの最新機種「NavNet TZtouch2」を開発。
  • クラウド型車両認識サービス「CaoThrough™」提供開始。
  • グラフ魚探「FCV-1900G」を開発。
2016年(平成28年)
  • 中国に古野中國有限公司を設立。
  • 国内プレジャー初バードレーダー(レーダーセンサー)「DRS6A X-Class」を開発。
  • 最新の生化学自動分析装置「CA-800」を開発。
  • ETC2.0車載器を開発。
  • 新型GNSS自動変位計測システム(DANA)「MG-87」を開発。
  • 高性能グラフ魚探「FCV-2100」を開発 。
2017年(平成29年)
  • インドネシアにPT FURUNO ELECTRIC INDONESIAを設立。
  • パナマ共和国にFURUNO PANAMA, S.A.を設立。
  • 新型気象観測レーダー「WR110」を開発。
  • スマートGPS「PT-G1」を開発。
2018年(平成30年)
  • ニュージーランド・ENL社の株式(51%)を取得。
  • 中国に合弁会社「中遠海運古野通信導航科技(上海)有限公司」を設立。
  • マレーシアにFURUNO ELECTRIC (MALAYSIA) SDN. BHD.を設立。
2019年(令和元年)
  • 中国「東莞長安古野電子廠」(製造委託工場)を生産子会社へ転換し、「東莞古野電⼦有限公司」に商号変更。
  • マルチパス対策GNSSレシーバー「GF-88シリーズ」を開発。
  • 大型船舶向け操船支援システム「ARナビゲーション」を開発。
  • ビル建設現場向け無線LANシステムを開発。

承認:エディタ

2020年~

2020年(令和2年)
  • デンマークEMRI A/S を買収。
  • 「経済産業省認定 新グローバルニッチトップ企業」に商船用レーダーで選定。
  • フルノのHermAce、英ロイド船級「Digital Twin READY」認証を取得。
  • マルチファンクションディスプレイの最新機種「NavNet TZtouch3」を開発。
  • 半周型カラー3Dスキャニングソナー「FSV-75-3D」を開発。
  • フィールド・タイムシンク・ジェネレーター「TB-1」を開発。
2021年(令和3年)
  • 車両入退管理サービス「FLOWVIS (フロービス) 」を開発。
  • 資源管理型漁業に貢献する低周波グラフ魚探「FCV-38」を開発。
  • ビル建設現場向け無線LANシステム「ウェーブガイドLAN」を販売開始。
  • 車載用で世界初、補正データなしで位置精度50cmを実現する、GNSS受信チップを開発。
  • 西宮市に新研究開発棟 “SOUTH WING”を開設。
  • 日本記念日協会が12月3日(当社創立記念日)を「魚群探知機の日」と認定。
2022年(令和4年)
  • 日本財団推進の無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」参画にて、無人運航の実証実験に成功。
  • 本社本館に“コミュニケーションブリッジ”オープン。
  • 堀江謙一氏による世界最高齢単独無寄港ヨット太平洋横断に、衛星通信を活用したトラッキングシステムで協力。
  • 船舶の位置情報をモニタリングする新クラウドサービス「イチダケ30」を開発。
  • 世界最高水準の時刻精度(4.5ns(1σ)未満)と堅牢性を誇る、全世界のGNSSと2周波受信に対応した時刻同期用受信モジュール(GT-100)を開発。