労働安全衛生の取り組み
労働安全衛生法などの関係法令および社内諸規定に基づき、「安全衛生管理規程」を定め、主要事業所に総括安全衛生管理者を置き、労働にともなう災害や疾病の防止と、快適な職場環境の維持に努めています。
従業員の健康管理


フルノは、従業員一人ひとりが心身ともに健康で、イキイキと働き続けられる会社を目指しています。それを実現するため、 2018年3月に「古野電気健康宣言」を制定し、健康管理体制を強化するとともに従業員の健康意識向上に向けた取り組みを推進しています。
具体的には、従業員の生活習慣病予防・改善を目的とした「ウォーキングキャンペーン」や、健康保険組合による特定健康診断の結果に基づく「保健指導」のほか、「ストレスチェック」の実施、過重労働対策として「有給休暇取得強化月間」の設置、「禁煙対策」などを推進しています。これらの取り組みが評価され、2019年に経済産業省と日本健康会議が共同で進める「健康経営優良法人(ホワイト500)」に認定され、以降も継続して認定を受け続けています。
メンタルヘルスケア
当社は、従業員のメンタルヘルス不調を未然に防止するため、2005年より国内グループ会社従業員を対象に、心の健康調査(JMI)を3年に1度実施してきました。2016年からは、労働安全衛生法の改正(2015年12月1日施行)に基づき、メンタルヘルス体制を見直すとともに、年1回実施するストレスチェックの結果から、従業員のメンタルヘルス状況を把握し、検査結果を職場の環境改善につなげ、働きやすい職場づくりに努めています。
メンタルヘルスケア体制

過重労働の防止
長時間労働削減の対策として、週2回のノー残業デーを設けています。また、ITを活用した業務効率化による作業量の低減や、事業所ごとに有給休暇取得強化月間を設定し、有給休暇の取得を促進することで、従業員の健康維持とモチベーションの向上を図っています。
年次有給休暇の取得状況
平均有給休暇付与日数 |
18.9日 |
18.9日 |
18.9日 |
有給休暇の取得率 |
77.6% |
83.6% |
72.1% |
従業員一人あたり月平均残業時間
古野電気単体 |
16.4時間 |
14.7時間 |
13.6時間 |
一般社員、定時社員、嘱託社員、臨時従業員が対象です。
労働災害の防止
労働災害を発生させないために、「職場衛生点検表」を活用し、職場の安全衛生点検を実施しています。職場ごとに業務の安全性を確認するとともに、一人ひとりが責任を持って安全衛生に取り組むよう自覚を促しています。また、災害の未然防止策として、全国安全週間・全国労働衛生週間の期間に、安全衛生委員および労使の代表による「職場パトロール」を実施し、事業所内の設備に関する安全面・衛生面の確認を行い、改善を図っています。
休業度数率、強度率の推移
度数率 |
0.70% |
1.06% |
0.35% |
強度率 |
0.038% |
0.010% |
0.002% |
対象範囲:西宮事業所、三木工場、フルノINTセンター