
設計した回路が
カタチとなり
海の上で
確かめられる
やりがい
舶用機器事業部
開発部 音響機器 (2014年入社)
技術系
フルノへ入社した理由

舶用分野での高い技術力とイキイキとした職場に惹かれて
私は就活において、業界でトップを走っている企業であるかどうか、という点を重視して企業探しをしていました。それは、どのような分野でもトップをとる会社は他にはない技術力があり、そこで働くことで技術者として大きく成長できると思っていたからです。そんな就活を続けていくなかで、たまたま古野電気に出会い、話を聞いてみると舶用分野で非常に高い技術力があることを知り、また出会った先輩社員の皆さんがイキイキと働いていることを感じ、同じ職場で働きたいと思うようになり入社を決めました。
現在の仕事について

お客様の期待に応えられる製品開発
当社の看板製品である魚群探知機の新機種開発を行っています。
具体的には、アナログの送信回路と受信回路の設計を行っています。技術者として広く深い知識を求められる仕事で、難しいと思うこともありますが、パソコン上で設計していた回路が形となり、実験で海の中が見れたときは大きなやりがいを感じます。現在は、若手を中心に行う勉強会に参加したり、ベテランの先輩社員に聞きながら知識を広げています。実際に発売され、お客様の期待に応えられる日が来るのを楽しみに日々開発に臨んでいます。
失敗談について
予期せぬトラブルでも対応できるよう計画
開発において、ある必要な検証を任されて作業をしていたときのことです。上司に提出する期限内に、自分なりに余裕をもったつもりでこなしていましたが、その検証作業の途中で不注意により、ある手順において3度も失敗してしまいました。そのせいで、余裕をもって立てたはずのスケジュールが大幅に狂い、毎日焦りながら残業することに。幸い先輩や上司のフォローがあり、期限には間に合ったのですが、予期せぬトラブルがあっても対応できるような計画をしていくことの重要性を痛感しました。
ある1日のスケジュール
- この日は海上実験があるため防寒対策をしっかり準備。
- 会社に到着し、実験の手順を確認。機材を積んでヨットハーバーに出発。
- 停泊中の船で作業を行います。実験の準備ができたのでいよいよ出港。
- 実験の合間に海のうえで昼ごはん。フルノならではの状況です(笑)
- 午後も引き続き海の上で実験を行います。
- 実験終了し、撤収。本社にもどってデータを確認します。
- 実験データを見ながらプロジェクトメンバーと結果について会議。
- 報告書作成など、実験後にすべき作業を行います。
- きりのいいところで退社。寮に戻って同期と夕食を食べます。