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2012年01月24日
米国船籍の船舶でも本製品の使用が可能に
古野電気株式会社(代表取締役社長:古野幸男、本社:兵庫県西宮市)はこのほど、船橋航海当直警報装置(BNWAS)「型式:BR-500」で、米国国土安全保障省(DHS)の米国沿岸警備隊(USCG)から認証を取得しました。この結果、米国船籍の船舶でも本製品の使用が可能となりました。BNWASは昨年7月、SOLAS(海上人命安全条約)に批准するすべての旅客船および150総トン以上の貨物船で新造船への搭載が義務付けられたほか、今年7月以降は既就航船についても段階的に搭載義務化が進むことになります。当社では「型式:BR-500」をはじめとする各種舶用電子機器・サービスの提供を通じて、航海の安全に寄与してまいります。
▲「型式:BR-500」のメインアラームパネル外観
■型式名:BR-500 ■名称:第一種船橋航海当直警報装置 ■取得年月日:2012年1月3日 ■承認番号:165.142/2/0 ※なお、「BR-500」は、昨年までに国土交通省の型式承認(第5053号)のほか、ノルウェー船級協会(DNV)、中国船級協会(CCS)、ロシア連邦交通省(DMT)およびロシア船級協会(RS)の証書を取得しております。
◆BNWASは、船橋に当直する航海士の就労状態を監視することで、居眠りや非就労による海難事故の誘発を未然に防ぐ機器として、2008年開催の国際海事機関(IMO)第54回航行安全小委員会(NAV54)において、2011年7月1日以降に建造されるSOLAS批准船のうち、すべての旅客船と150総トン以上の貨物船への搭載が義務付けられました。また、同日以前に建造された船舶についても、所定の船舶検査時までに船種・船型に応じて順次搭載されることになります。 ◆「型式:BR-500」は、国際規格IMO MSC.128(75)に合致したシステムであり、予め設定した時間内に当直航海士の動作(タイマーリセットボタンや電子海図情報表示装置(ECDIS)など接続機器の操作、モーションセンサーでの当直航海士の検知)が確認できない場合、段階的に可視・可聴警報を作動・転送します。 「型式:BR-500」および「BNWAS」の詳細につきましては、当社製品情報サイトをご参照願います。 「型式:BR-500」の製品詳細についてはこちら BNWASの制度概要についてはこちら
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