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2022年08月31日
古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、代表取締役社長執行役員:古野幸男、以下、当社)は、一般財団法人日本海事協会(以下、日本海事協会)の革新技術を対象とした新たな認証サービス「イノベーションエンドースメント」において、VR(仮想現実)技術を用いて自船周囲状況を俯瞰しながら中・長距離操船計画の立案を支援する「3D Bird Viewシステム」※(以下、本システム)が、製品・ソリューション認証を取得しましたのでお知らせします。
「3D Bird Viewシステム」表示イメージ
本システムは、VR(仮想現実)技術を使用して船舶を安全に航行させるために必要な情報を表示することで、人間の空間把握能力を支援します。ディスプレイ上では海図情報に加え、レーダーで検知した情報やAIS情報、衝突リスク領域などを鳥瞰表示します。鳥瞰する高さや角度は自由に変更できるため、自船周辺の状況をあらゆる視点から確認することが可能です。また、自船周辺状況を視覚的に瞬時に把握できるようになることで、他船との衝突を避けるための航路の計画や陸上からの監視支援が容易になります。
以下の特設サイトにて、本システムについて映像紹介していますのでご参照ください。 【特設サイト】https://www.furuno.com/jp/marine-dx/autonomous/
製品・ソリューション認証は、「デジタル」、「環境」、「安全」、「労働」の分類で先進的な製品・システム等を第三者機関である日本海事協会が認証するものです。今回、日本海事協会にて本システムの検証が行われた結果、その先進的な機能が確認され、同認証を取得しました。
当社では今後も「安全安心・快適、人と環境に優しい社会・航海の実現」を目指して、さらなる技術革新を目指して参ります。
※本システムは、公益財団法人日本財団が推進する無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」における「無人運航船の実証実験にかかる技術開発共同プログラム」に参画するDFFAS(Designing the Future of Full Autonomous Ship)コンソーシアムにおいて開発しました。
2022年8月31日発表(日本海事協会):古野電気の3D Bird View(スリーディーバードビュー)システムを製品・ソリューション向けイノベーションエンドースメント認証 https://www.classnk.or.jp/hp/ja/hp_news.aspx?type=press_release&id=8482&lang=JP&layout=1
2022年4月13日発表(古野電気):国際海事展「SEA JAPAN 2022」に出展 https://www.furuno.co.jp/news/general/general_category.html?itemid=1145&dispmid=1017
2021年9月8日発表(古野電気):無人運航船のフリートオペレーションセンター竣工 https://www.furuno.co.jp/news/general/general_category.html?itemid=1061&dispmid=1017
2020年7月31日発表(日本海事協会):革新技術への認証サービス「Innovation Endorsement」を開始 https://www.classnk.or.jp/hp/ja/hp_news.aspx?id=5182&type=press_release
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