時刻同期用GNSS製品および無線通信システムを紹介
古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、代表取締役社長執行役員:古野幸男、以下 当社)は、2025年5月28日(水)から5月30日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催される「ワイヤレスジャパン2025×ワイヤレス・テクノロジー・パーク(WTP)2025」に出展します。
本展示会は、5G/ローカル5G、Wi-Fi 7、IoT無線、ミリ波/テラヘルツ波、ワイヤレス給電など注目のテクノロジーとソリューションを求める来場者が集まる日本最大級の無線通信の専門展示会です。
出展内容について
今回当社は、5Gモバイル基地局やデータセンター等の重要インフラ向け時刻同期用GNSS製品の他、建設現場や災害現場といったLAN配線が困難な場所でも高速通信を可能にする無線メッシュアクセスポイント、さらに離島・山間部でも快適なインターネット環境を構築できるスターリンク屋外用キット等の無線通信システムを一同に展示します。また、本展示会の併設展である「運輸安全・物流DX EXPO 2025」では、一般社団法人運輸デジタルビジネス協議会のパビリオンブース(ブース番号:T-51)にて、物流施設における業務車両管理を自動化・パッケージ化した車両入退管理サービス「FLOWVIS(フロービス)」を紹介します。
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無線メッシュアクセスポイント「WGL-600」
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スターリンク屋外用キット
時刻同期用GNSS製品
世界最高水準で時刻精度“4.5ns(1σ)未満”の性能とL1,L5の2周波受信により高い堅牢性を兼ね備えた時刻同期用GNSS受信モジュール「型式:GT-100」や、同じく2周波に対応し、本モジュールとの組み合わせにより高い精度と安定性を発揮する時刻同期用マルチGNSSアンテナ「型式:AU-500/AU-300」を展示します。近年世界各国で増加傾向にあるジャミング(妨害波)がL1帯で発生した場合でも、L5信号がカバーをすることで時刻性能を適切に維持できる2周波受信と、都市部の過酷なマルチパス環境でも、時刻精度の劣化を最小限に抑える「ダイナミック・サテライト・セレクション™※」機能等、重要インフラとして安定運用が求められる5Gモバイル基地局や無線システム、データセンター等での使用に適しています。
NTTが考案したアルゴリズムに基づく耐マルチパス技術
無線通信システム
当社の無線メッシュアクセスポイント「WGL-600」は無線メッシュ機能を搭載しており、この機能によりLANケーブル配線量を大幅に削減し、敷設コストを削減できます。また、高速ローミングにも対応しており、電波状況が変化してもスムーズに再接続し、移設時も中継経路を自動で更新します。さらに無線免許も不要で、屋内外問わず簡単に設置可能できます。また、スターリンク屋外用キットは、Starlink Businessの標準ルーターやイーサネットアダプタなどの機器一式を防水・防塵仕様としています。屋外利用が認められていない5.2GHzおよび5.3GHz帯Wi-Fiを停波設定することで電波法にも適合しています。建設現場のような屋外環境での利用にも適しており、アンテナは単管に設置できるため足場などへの固定も可能です。
出展内容
展示会概要
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