ソーラー&バッテリ一体型の簡易型クラウド遠隔監視カメラなどを紹介
古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、代表取締役社長執行役員:古野幸男、以下 当社)は、2025年11月19日(水)~11月20日(木)にグランメッセ熊本で開催される「先進建設・防災・減災技術フェアin熊本 2025」に出展します。
本展示会では、夜間や暗所でもフラッシュ無しで撮影可能なソーラー&バッテリ一体型の簡易型クラウド遠隔監視カメラ「FWC」を紹介します。電源や通信環境の整備が難しい現場でも設置可能で、災害対応やインフラ監視など幅広い用途に対応する製品です。また、局地的豪雨の前兆とされる水蒸気(可降水量)の変動をリアルタイムに観測できる水蒸気マイクロ波放射計「KASMI-160」も併せて展示します。気象観測の高度化や防災対策の強化に貢献する技術として注目されています。
さらに、11月19日(水)には展示会場内セミナー会場にて出展社プレゼンテーションにも登壇し、製品の特長や活用事例について紹介する予定です。
簡易型クラウド遠隔監視カメラ「FWC」
FWCは、国土交通省の簡易型河川監視カメラ仕様に準拠した、夜間撮影可能なソーラー&バッテリ一体型の遠隔監視カメラです。
①超低電力
省電力設計により、小型ソーラーパネルと内蔵バッテリのみで動作。雨天・曇天時でも、5分間隔の撮影で7日間以上の連続稼働が可能です。
②超高感度
最低被写体照度0.02luxの高感度性能により、暗所でもフラッシュや補助照明なしで鮮明な画像撮影が可能です。
③かんたん設置
約3kgと軽量で、街路灯や単管パイプなどにも設置可能。配線不要で短工期・低コストの導入が可能です。
④広域ネットワーク
LTEまたはWi-Fi HaLow™(IEEE802.11ah)※に対応。PCやスマートフォンから専用閲覧サイトで画像確認が可能で、平常時との比較やマスキング機能、タイムラプス機能も搭載しています。
「FWC」の特性を活用したユースケース
カメラ撮影画像比較(同所・同時刻:夜21時頃に撮影)
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一般的なカメラ(露光・フラッシュ無し)
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FWC(最低被写体照度0.02luxの高感度性能のため、夜間・暗い場所でもフラッシュ無しで撮影可能)
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カメラ画角を上下・左右方向に調整でき、ソーラーパネルの角度調整も行えるため、即日設置・運用が可能
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LTE通信/Wi-Fi HaLow™(IEEE 802.11ah)によるクラウドを使用した遠隔監視
IEEE標準規格802.11ah(Wi-Fi HaLow™)は、920MHz帯の周波数を利用する通信手段のひとつで、特にIoTの通信システムとして様々な分野で活用が期待される新しい種類のWi-Fi規格です。
水蒸気マイクロ波放射計「KASMI-160」
展示会概要
名称:「先進建設・防災・減災技術フェアin熊本 2025」
会期:2025年11月19日(水)10:00-17:00 / 20日(木)9:30-15:30
会場:グランメッセ熊本
当社ブース番号:D26
公式サイト:https://www.s-kumamoto.jp/
出展社プレゼンテーション
時間:2025年11月19日(水)13:15-13:45
会場:グランメッセ熊本内 セミナー会場4
内容:簡易型クラウド遠隔監視カメラ「FWC」のご紹介
申込URL:https://www.s-kumamoto.jp/event/D14.html
出展内容
本件に関するお問合せ先
システム機器事業部 事業企画部 事業企画課(担当:内形)
TEL:0798-33-7517