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第8回「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」優秀賞を受賞

2022年05月25日

古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、代表取締役社長執行役員:古野幸男、以下、当社)は、このほど一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会が主催する 第8回「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」において、当社の「建設現場の安心安全を実現する屋内測位システム(以下、照明一体型ビーコン)」が優秀賞を受賞しました。


ビル・建設現場での活用イメージ

照明一体型ビーコン※1について

照明一体型ビーコンは、建設現場のデジタル化、遠隔施工に対応することを目的に開発したもので、建設時に使われる仮設照明の内部にセンシングおよび通信用モジュールを組み込むことで、作業者や資機材の位置・動向をアプリ画面上でどこからでも確認することが可能です。また、容易な取り付け・盛替え不要な屋内測位技術を実現するとともに、Bluetooth®に対応したセンサデータ(環境・バイタルなど)を収集する仕組みとしても機能するため、位置・動向だけではなく様々な複合情報をリアルタイムに提供することが可能です。

※1ビーコンとは…無線技術を利用した情報の伝達手段です。無線局などから発せられる電波を、移動体(航空機や船舶、作業員、建機など)に搭載された機器を介して受信することで、位置情報をはじめとした各種情報を取得できます。

「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)」について

本賞は、強靱な国、地域、人、産業づくりに資する活動、技術開発、製品開発などに取り組む企業・団体の中から全国で展開されている次世代に向けたレジリエンス社会構築への取り組みを発掘・評価し、表彰する制度です。
この度、照明一体型ビーコンにより作業員の位置を把握できることで、現場における事故ゼロ(緊急・災害時の避難誘導と確実な避難の実現、解体や発破などの危険作業時の現場・人員確認)への貢献や、日常の危険予知活動(避難訓練における導線把握、人と建機・トラックとの接触防止)にも活用できる点などが評価され本賞を受賞しました。

当社は、事業ビジョンに「安全安心・快適、人と環境に優しい社会・航海の実現」を掲げています。今後も海上だけでなく陸上における自社技術・機器・サービスを活用した各種ソリューションの提供を通じて、レジリエンスな社会の構築に貢献してまいります。

※第8回「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)」受賞者一覧は、下記ウェブサイトをご参照願います。
http://www.resilience-jp.biz/

関連リンク

2021年12月20日発表(古野電気):第6回ジャパンビルド-建築の先端技術展-「建設DX展」に出展しました
https://www.furuno.com/jp/newstopics/exhibition/1223

2021年5月10日発表(古野電気):ビル建設現場向け無線LANシステム「ウェーブガイドLAN」を販売開始
https://www.furuno.co.jp/news/general/general_category.html?itemid=1028&dispmid=1017

本システムに関するお問い合わせ

https://www.furuno.co.jp/contact/cnt_contech.html

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