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ニュース詳細

ロケーション ビジネス ジャパン 2018に出展

2018年05月28日

高精度GNSS受信機、準天頂衛星を活用したサービスをご紹介

古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、古野幸男社長)は、6月13日(水)~15日(金)に幕張メッセで開催される展示会「ロケーション ビジネス ジャパン 2018」に出展します。


「型式:PT-G1」の外観イメージ
▲「型式:PT-G1」の外観イメージ

この展示会は、"ヒト・モノの正確な位置"などの空間情報を得るための技術や、空間情報を活用したサービスを提供するメーカーが一堂に会して新しいビジネスの提案が行われるイベントとして、同時開催される国内最大級のICTイベント「Interop tokyo」等と合わせて約14万人の来場が見込まれております。
当社は、タブレット端末に高精度な位置情報を提供する自車位置検出ユニット「スマートGPS「型式:PT-G1」)」や同ユニットを組み込んだ位置測位ソリューションシステムに加えて、センチメートル級測位の実現に向けた多周波マルチGNSS受信機・アンテナ、準天頂衛星で予定されているサブメートル級測位や災害・機器管理通報サービスの活用例についても参考出展いたします。

スマートGPS「型式:PT-G1」について

スマートGPS「型式:PT-G1」は、マルチGNSS受信チップeRideOPUS 7を内蔵する自律航法マルチGNSSモジュール「型式:GV-87」をベースに開発したソリューション支援型の測位ユニットです。本商品を活用することにより、従来はカーメーカーの純正品クラスのカーナビゲーションシステムで採用されていた高精度な位置測位を、アプリによる機能追加が容易で高速通信・高速デバイスの使用可能なタブレット端末でも利用できるようになります。具体的には、GPSやGLONASS、準天頂衛星みちびき(QZSS)、SBASなど各GNSS衛星の信号と、6軸センサー(3軸加速度・3軸角速度)、車速パルスから得られる各種情報を独自演算して位置情報の誤差を極限まで減らすことができるため、タブレット端末やスマートフォンでは測位精度が安定しない都市部のビル街や高架下、トンネル内などでも正確な測位ができるようになります。
詳細は下記の製品情報サイトをご参照願います。
http://www.furuno.com/jp/products/gnss-module/PT-G1

多周波マルチGNSS受信機・アンテナについて(参考出展)

多周波マルチGNSS受信機・アンテナは、GNSS衛星が送信する多周波民生用信号や各種補強情報等を利用し、センチメートル級測位を実現する次世代技術として開発しました。多周波マルチGNSS受信機には、従来測量等のプロ向けに利用されていた多周波搬送波位相を用いた測位方式を取り入れています。また多周波マルチGNSSアンテナを自社開発し、搬送波測位方式の性能を維持しながらアンテナの小型化とコストの抑制を図りました。さらに当社の保有する自律航法技術と組み合わせ、あらゆる受信環境において低コストで精密な位置情報を提供することを予定しています。例えば自動車にて本技術を活用することにより、視野の開けたハイウェイはもちろん、都市部のビル街や高架下、トンネル内でも車線判別を可能とすることを目指します。

展示会概要

展示会名称:ロケーション ビジネス ジャパン 2018
公式ウェブサイトhttp://www.f2ff.jp/lbj/
会期:6月13日(水)~15日(金)
会場:幕張メッセ(千葉県千葉市)
主催:ロケーション ビジネス ジャパン 実行委員会
当社のブース番号:7J26
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