計測の自動化により、調査の効率化を支援
古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、代表取締役社長執行役員:古野幸男、以下 当社)は、兵庫県土木部が管理するダムにおいて、深浅測量向けマルチビームソナー搭載水上ドローンボート「FBUSV-1(エフバスブイワン)」による堆砂量計測の効率化および3Dマップ化を目的とした実証実験を実施しました。

実証実験の様子(青野ダム:兵庫県三田市加茂上平山1221 計測面積:約40ha)
実証実験
計測内容
過去の計測測線(100m間隔)に沿ってダムを横断する形で計測を行いました。今回使用したマルチビームソナーは測定範囲が広く、少ない側線数でダム全域をカバー可能であるため、より正確に堆砂形状の実態を把握できます。
従来計測方法との比較
シングルビームの所要時間は2024年度計測データより算出
今回の実証実験では、計測前後の準備・撤去作業においても大幅な工数削減を実現し、計測中は測線に沿って自動航行を行うことで、艇体を操船することなく正確に計測できました。
使用機器
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深浅測量向けマルチビームソナー搭載水上ドローンボート「FBUSV-1」
当社で現在開発を進めている小型水上ドローンボートに、マルチビームソナーを搭載した深浅測量向けプロトタイプモデルです。本艇体は「エントリーモデル」「小型・軽量(約25kg)」をコンセプトに設計しており、従来の測量方法に代わる新技術として、国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」への登録申請を進めています。今後、ダム以外にもため池や河川、湾岸における様々な場面での活躍が期待されます。
本製品は現在開発中であり、仕様・外観は変更となる場合があります。
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特長
①導入しやすい ― 初めてでも安心のエントリーモデル
②現場での使いやすさ ― 軽量・コンパクトで柔軟な運用
- 組み立て簡単、宅配便での発送も可能なコンパクト設計
- 最少人数2人で作業が可能(他手法の場合は、3~5人)
- 有人船が入れない浅瀬でもデータ収録が可能
③安心の設計とサポート体制
- 船体・センサー・ソフトウェアまで一括設計&専用窓口によるサポート
- CADフォーマット(DXF、TIN)での出力に対応
今後も、事業ビジョンである「安全安心・快適、人と環境に優しい社会・航海の実現」のもと、海・陸・空の各領域において、技術革新と新たな価値創造に積極的に取り組んでまいります。
本システムに関する問い合わせ
技術研究所 ビジネスラボ(担当:足立)
TEL:0798-63-1172
関連リンク
2025年10月3日発表:「国際フロンティア産業メッセ2025」に初出展し、測量向け水上ドローン・気象観測機器などを紹介しました
https://www.furuno.co.jp/news/general/general_category.html?itemid=1714&dispmid=1017